《祝!!映画化記念!!》検察側の罪人を読んだよ!!
なるべくネタバレはしないつもりだけど、どこからがネタバレと捉えられるかわかってないので、ネタバレがあると思って読んでください…
この映画が実写化されるとニュースで見た次の日にはAmazonでぽちってたね。
まだ予告編も出てなくて、新聞の紙面で
「ニノとキムタク夢のコラボ!!」なんていう言葉が出たばかりだったなあ〜
でもそれだけで十分興奮したね。
あとは何も考えてないよ。ぽちっただけだね。
ぽちった次の日にAmazonから届いたその本を見て、
まだわからなかった。
この本の映画化になぜ二宮和也と木村拓哉が選ばれたのか。
悪い話をすると、正直ジャニタレが原作があるなしに関わらず映像作品出演が決まるのには、
・その原作、脚本の役に最適だったから
・ジャニタレを使うことでファンのからの影響と話題性を狙いやすいから
のどっちかな〜?って聞いたら
後者の方が多いんじゃないかなって思う。
ここまで書くとジャニヲタの面を被ったアンチと言われても仕方が無いけど、
数々のジャニタレ出演作品を愛を持って見たジャニヲタだからこその意見だと受け取って欲しい。
つまりは、今回この検察側の罪人をジャニタレ出演で映画化!!というニュースを見た時、当たり前に(話題性か?)と思った。
しかし普段と違うのは、ジャニタレの中でも演技力に秀でた
二宮和也 木村拓哉
この2強が同じ作品に出演するということ。
やっぱり話題性じゃん…と思った。
このふたりが揃えば話題性に欠けることは一つもない。十分すぎるくらい。
でもよく考えてみると、話題性だけでこの2人を起用するのはもったないことと思える。
話題性以外も含まれているだろうと。
世間ではまだSMAP解散が話題になっている中で、今まで事務所内派閥で共演が難しかった嵐とSMAP両グループのメンバーが共演する。
事務所の「SMAP解散するのは事務所が悪いんじゃないよ〜!!ほらほら、嵐とSMAPのメンバーが共演!!我々はもう一つの組織で仲間なんだよ〜!!」
という主にヲタや周りからのバッシングに対するアピールにも取れそうっちゃ取れそうだし。
つまりは、この2人の演技派ジャニーズが選ばれたのは本のキャラクターにぴったりだったからでは無さそうだな、と判断してこの本を読み始めた。
読後の感想を述べます。
むしろこのふたりでなきゃありえない。です。
この「検察側の罪人」がこのミステリーがすごい!8位にランクインし、内容が若手検事とベテラン検事、師弟関係にある2人の主人公がある事件の中で支え合う話かと思えば反発するとも聞く。これは映画化せずにゃあいられん。
さてこの検事2人の関係をどうキャスティングして表現できるか。
ベテラン検事は後輩の指導にも務め、周りから圧倒的信頼と憧れの目を向けられる非常に有能な人物。
そしてその指導を受けた若手検事はベテラン検事にも実力を認めてもらい熱い期待を寄せられているやり手である。
もう先にキャスティングを聞いていたからかもしれないが、2人を役に立てて物語を読み進めていくのはかなり簡単なことだった。
私はジャニーズという枠無しに1人の俳優としても非常に演技力に長けた2人の姿を、この「検察側の罪人」という作品で、同じ画面上で見られることに感動を覚えずにはいられない。
そして読み終わった今、「検察側の罪人」が二宮和也と木村拓哉という最良の配役であり選ばれし2人で映画化されるという、この壮大な物語を映像化するという事実に大きな喜びを感じる。
ジャニタレによって望まない映像化をした小説もあったと思う、(異論は受ける)
でもこの映画はきっと、この二人の力を持って原作読者を納得どころか圧倒し、満足させてくれるに違いないと思うのです。
それから、この映画の予告編を見た時、考えは確信に変わった。
あとは、原作の最後が何とも個人的に煮えきらない感じがしたので、映画ではそこを映画版のシナリオに変えるか、そのまま終わるか気になるところ。
皆読んでください!!「検察側の罪人」ですよ!!
予告編も見て!!
やばいから!!