胸を張って推しが好きだと叫びたい

ジャニーズの話か、seventeenの話か,メイクのことも。不定期で更新します

映画検察側の罪人を見たよ!!(原作比較)

公開初日にみてきました!!!!
日本橋のTOHO CINEMAで観たからかご高齢の方が多かったです。謎の場面で起こる囁き笑い…お喋り…

新宿とか池袋の方は観客がやっぱり若いのでしょうか。


さておき、感想をつらつらと書こうと思います。
ネタバレ少々あるかもしれません、ご注意ください。

ずばり、「検察側の罪人木村拓哉edition─」です。


やはり木村さんが主演を務めるということで、原作のシーンに設定を足したり、豪華さを出すために華やかにしたりと、内容を濃くしていたように思います。


しかし、役同士の関係を大きく変えているのが気になりました。
上下と2巻ある原作のため映画に合わせて短くする必要があり、それに補う改変も要するのでしょうが、正直いい変更とは思わなかったです。


特に木村さんが演じる最上、という役の検察官としてのプライドや厳格さ、聡明さが映画内で崩れ落ちていたように感じました。
木村さんを際立たせたいのなら、原作の設定のままにした方が良かったのでは?原作と違い悪の部分が大きすぎたと思います。ちょっとカッコ悪くされていたような…


吉高さんの役もかなり変更がありまして、というか映画の中で一番設定変更が大きかった。
映画の内容を面白く、濃くするのなら必要だったのかも。ここは原作の違いと比較して楽しめました。
原作のままで見たかった気持ちも多少ありますが。


二宮さんの役が一番原作に近かったのかな。と思います。やっぱり変えているところはありますが、原作そのままの聡明さと誠実さがあって良かったです。


あと一番興奮したのは、結末!!!!
原作でちょっともやもやが残った人は若干は解消されると思います。やっぱりこっちのエンディングルートもありだよね。


この映画、キャラ設定を変えたところに大きな不満はあるんですが、出てる役者さん全て演技の迫力が凄くて、展開も見せ方もかなり凝っていてます。

見終わった時には腰が引けて、どっとつかれるくらい。内容が濃すぎる。


ここ最近で一番作り込まれている、熱意や圧迫感を受ける映画でした。これはジャニーズ映画では全くなく、映画に携わっている人すべてに見て欲しい映画です。


映画とはこうあるべきなんだ、と感銘を受けました。ちょっと感想も満足にかけないくらいです。


個人的な発言すると、やはり木村拓哉×二宮和也は最強強すぎるということです。
すごい映画が出来上がってしまった。